名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2016.03.25
事業承継セミナー(NN生命保険株式会社主催)
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
昨日は風が強くて大変でしたね。桜はまだまだ咲き始めたばかりですが今年は例年より開花が早いとの事ですから入学式までもちますかね。
さてさて、先日いつもお世話になっている税理士の先生よりお誘いを頂き「事業承継セミナー」に参加してきました。主催はNN生命保険株式会社。講師は村井志郎様です。
一番前の席でかぶりつきで受講いたしました(笑)
まず「事業承継」って何?という話しですよね。簡単に言えば、会社の経営を後継者に引き継ぐことです。そんなの社長が亡くなったら息子が継ぐでしょ?と思われがちですが、確かに家族経営で行ってきた事業だとお子さんが引き継ぐ事も多いと思われます。
しかし、その事業の承継ってなんの揉め事も起きずに終りますか?ということなんですね。少し前にカバンで有名な「一澤帆布」が後継者を誰にするかで揉めに揉めたニュースをご記憶に留めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。あれがまさに事業承継の問題の一例です。
後継者を誰にするのかといった問題もそうですが、相続問題も同時に絡んできますので相続人が複数いた場合は財産の分け方でもこの事業承継の問題がでてきます。
例えば、中小企業の社長が亡くなり相続が発生したとして、主な財産が会社で使用している工場や土地などとなってくると、法定相続分で分けてしまうと一部の相続人が売却などしてしまったら会社として事業を続けていけなくなりますよね。
だからと言って、会社を継ぐ長男だけに事業資産を全て渡してしまうとなるとその他の相続人がいるようば場合は当然不満もでるでしょうし、最悪法廷闘争にまで発展することとなります。
そういった、事業の承継を考えている社長さん方はどんな事に注意をして、どういった対策をしておけばそういった問題をクリアしていくことができるのかを考えるのが今回のセミナーの目的です。
セミナーの中ではかまぼこ屋さんで起きた過去の事例の紹介で20年以上経ってから連帯保証人としての責任を請求された事案や、相続放棄に関する第三者保証の問題などもあげられて非常にわかりやすかったです。
特に連帯保証や相続放棄の問題点では遺品整理の現場でも似たような事案で遺族や連体保証人が困っていることがあるので非常に参考となりました。今回は事業承継の入門編でしたので次回もあれば是非参加してみたいです。
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名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や生前整理、相続相談、賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くださいね。