名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2016.03.28
マイナンバー総合フリーダイヤルに電話してみて
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
昨日は不動産会社に勤めていた頃の先輩に15年振りにお会いしました。全く変わっていない受け答えに思わず笑みがこぼれましたね。
さて、皆さんはマイナンバーカード(個人番号思カード)の申請はされましたか?早い人なら既にお手元に届いているという方もいるかもしれません。私も少し前のブログで書いた通り申請は既にしてあるのですが実物はまだ届いてはいません。
正直「いったいいつ届くんだーーー!」と思はないでもないですが別段すぐに必要な訳でもなく、今度のマイナンバーの勉強会で実物があった方がいいかなと思っている程度です。
最初は2週間くらいと思っており、次に他の人のサイトで2ヶ月程かかると読み、そして先日自分でも電話で確認してみました。確認したのは名古屋市の担当部署ですが、そこによればマイナンバーのカードを作成している機関で発行されるのに2ヶ月、名古屋市で実際に住民の方に渡せるようになるまでに1ヶ月、計3ヶ月程今の時点では掛かるとのこと。
長!そんなに時間が必要なら事前にもう少し案内があってもいいのではないでしょうかね?じゃないといつまで経っても届かないといった不安や不満がどんどん溜まっていくことになると思うのですが、、、、
私のマイナンバーカードのことはさておき、マイナンバーに関する疑問にはそれに答える専門のフリーダイヤルが用意されています。名古屋市に電話した際も詳細についてはこちらに掛けて確認してくださいとのことでしたので、ちょうど疑問が湧いたので掛けてみることにしました。
マイナンバー総合フリーダイヤル(0120-95-0178)。遺品整理や生前整理に限らず高齢者の方と多く接する機会があるのでマインバーについても勉強しているところですが、こんな疑問が湧きました。
ご存知の通りマイナンバーでは既にいくつか詐欺事件が発生しています。そうなると高齢者の方の中には用心の為にそもそもマインバーカード(個人番号カード)の申請をしないという方もいると思うんです。認知症になって騙し取られたどうしよう、、、落としてしまうかもしれない、、、などですね。
そうなるとマイナンバーカードに対する認識も薄いでしょうから、既に送られてきている通知カードも自分には必要のないものという認識をもたれている可能性があります。そもそも通知カードすら受取っていないという方もたくさんいるのではないかと思います。
自治体によっては通知カードが予想以上に返却されてしまい保管期間を延長しているところもありますし、名古屋も確認したところ保管期間は今年の12月まで延長されているようです。
では、その保管期間を超えてしまったらどうなるのか?基本的には通知カードは廃棄されるようです。では、一度廃棄されたら通知カードはもらえなくなるのか?それとも再発行できるの?はたまた別の手段によってマインナンバーカードの申請ができるのか?
また、通知カードが手許にない場合にマインバーが必要な申請をする場合はどういった書類が必要になるのか?免許証だけでは本人確認の書類として不足なのか?等など、ちょっとした疑問が湧いたので総合フリーダイヤルに電話をして確認してみました。
まず、通知カードが保管期間切れで破棄されてしまった場合は再申請すれば通知カードを発行してもらえるようです。ただし、実際には今現状保管期間が切れたような自治体はなく「前例がないのではっきりとはお答えできません。詳しくは各自治体で確認してください。」という返答でした。
この質問だけで何度も電話は保留状態になり、確認に手間どっているような感じではありました。実際のところ、そんな質問は今までなかったとのことで、全く答えが用意されていないそうです。
この対応からしてもマイナンバー制度自体がまだまだ手探り状態で進んでいるんだなと思うところです。しかし、保管期間が切れた後の通知カードの取り扱いってそんなに予想外の質問ですかね?
そもそも最初は3ヶ月で保管期限が切れて破棄しますと案内していたのですから一番遅い人でも12月に受取って、もう3月も終わりますので遠い未来のことではなくて、今そこにある現実のように感じるのですが、、、、。
どちらにしても総合フリーダイヤルにはこの質問に関する答えは無く、「詳細は各自治体にお問い合わせください。」ということになりました。
次に通知カードが手許にない場合の本人確認についてです。マイナンバーが必要な手続きにおいてマイナンバーカードを取得していな人のケースというのは今後たくさん出てくるのではと予想されます。
その際の本人確認手段としてマイナンバーカード(個人番号カード)を申請していない場合は「通知カード」+免許証のように代わりの証明方法がいくつか用意されているのは書籍やニュースで目にするところですよね。
こういった書籍などでは「通知カード」があること前提に書かれており、通知カード+免許証や健康保険証、年金手帳などのようにその他の証明に必要なものを示しているだけで、「通知カード」が無い場合は書かれていません。
先にも述べたように高齢者の中にはそもそも「通知カード」すら受取っていないこともあるでしょうから、こういった場合はどうなるの?と質問してみました。
この質問でも何故か何度も保留状態になって「確認してきます」ということに。えっ!?この質問も予想外なの?と思わないでもないのですが、通知カードの保管期間が切れた場合などと併せて質問したので混乱させてしまったのかもしれませんね。
最終的な答えとしては、「マイナンバーの記載のある住民票を取ってもらい、それに追加して免許証や健康保険証などを一緒に提示してください」という回答を得ました。本人確認書類としてはマイナンバーの記載のある住民票が通知カードの代わりに使えるという認識でいいそうです。
最近のテレビではマイナンバーについて触れなくなってしまいましたが、マインバーカードの発行の遅れや制度が始まってから気づく疑問などについても、もっと解説してもらえると一般消費者としては安心できるのではないでしょうか。私としてはまだまだ情報が少なすぎるように感じています。
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名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に愛知・岐阜・三重での遺品整理・特殊清掃のご依頼を承っております。
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