名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2016.04.26
退去清算無事完了のご連絡
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
長野での相続協会春季セミナーを終えてから緊急の遺言作成の相談を受けてバタバタしており、久方ぶりのブログ更新となります。今日は朝からいい天気の名古屋です。
さてさて、一昨日から昨日にかけて緊急の公正証書遺言作成のご依頼を受けて慌てて資料の収集と遺言案の作成そして公証人の先生との打ち合わせと、当日の朝に資料を送付をして昼には段取りを付けて駆けつけてくださった公証人の先生には本当に感謝です。
そんな慌しくしている中で一本の電話が鳴りました。「○○ですけど~」という話し始めで最初は??となりましたが、「部屋の退去清算が無事に終わりました~」という続きの言葉ですぐに状況を思い出しました。
一月ほど前に生前整理をお手伝いをさせて頂いた方のご家族で整理終了後に家主の方と退去立会いを行った現場です。当事務所では生前整理や遺品整理を終えた後のアフターケアとして家主や管理会社の方との退去立会いに同席することを行っております。
これは作業時に回収し忘れた物があったり、撤去しなければいけない造作物などが残っていた場合にすぐに対応できるようにとのことで行っているのですが、賃貸物件での退去に関して慣れていない方や女性の方には別の意味で好評を頂いているサービスでもあります。
私たちが行う遺品整理や生前整理では契約者であるご本人は既に亡くなっていたり、病院に入院していることなども多く、ご家族が代わって室内の整理を行われているケースが多々あります。
そうなってくると自分たちで使用していた部屋ではないため、契約内容や室内の利用状況などもわからず家主や管理会社との退去立会いに不安を感じられている方も多く、特に女性の方からは誰か傍にいてもらいたいという要望も多く聞かれるところです。
今回のご依頼者も家族が長年使用してきた部屋の状況をみて「これは原状回復費が高くつくんじゃないか、、、、」と心配されていた方であり、生前整理後の退去立会いに同席を求められていました。
室内の点検を行っていていくつか機器の故障や部材の劣化が見られて、もしかしたら大家さんから請求されるかな?と思われる箇所もありましたが、最終的には敷金も予想以上に返金される結果となったようで、わざわざお礼の電話を下さったようです。
今回の退去清算に関しては専門家が同席したということよりも、大家さんと入居者の方との日ごろの付き合いが物をいったというのが実感ではあります。
最近は大家と店子といった関係も薄れて、機械的に処理していく管理会社と人の物を借りているという意識が少ない借主との間で原状回復で揉めることも多くなってきています。
せっかく退去するなら今回のように双方が「長い間お世話になりました」という気持ちで最後は気持ちよくお別れしたいものですよね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に東京、大阪など全国で遺品整理・特殊清掃のご相談を受け付けております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や生前整理、相続相談、賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くださいね。