名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2016.06.08
老老整理にご注意を!
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門の第八行政書士事務所の谷です。
梅雨らしい天気が続く名古屋ですが、この時期は食べ物の傷みも早いですから食中毒にも気をつけていきたいですね。
さてさて、皆さんは「老老整理」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?え、ないですか?それもそのはず、私が言い始めてるだけなので私以外の人が使ってるところは見たことがありません。
超高齢者社会の日本。介護の世界では「老老介護」「認認介護」などど呼ばれて高齢者が高齢者を介護したり、認知症の方が認知症の方を介護するなんて事が問題になっていたりしますよね。
遺品整理の仕事をしているとこれと似たような状況に遭遇します。平均寿命が伸びたことによって高齢者の一人暮らしというのは珍しくありません。そしてその高齢者の方が亡くなった際に行う遺品整理もまた高齢になった子供たちが行うという状況も珍しくない、というよりもむしろ当たり前のような感もあります。
そしてそんな元気で長生きをしてくれたご両親の遺品整理を高齢の子供たちが行う時におこりがちなのが、遺品整理の際に片付けを行っていた子供たちが倒れてしまうということです。
特にこれからの暑い時期は高齢者にとっては体力的に辛い時期でもあります。そんな中で普段なれない肉体作業や長時間の仕分け作業は遺品整理を行っている本人達の体力を容赦なく削っていき、最悪の場合は片付けが原因で亡くなってしまうこともあります。この高齢者が高齢者の遺品整理を行う際の問題を私は「老老整理」という言葉に表しています。
実際に私が取り扱った事案でも同じような状況で高齢の夫婦ふたりで遺品整理を行っていた際に奥さんが熱中症で倒れられて緊急搬送されたという事がありました。その結果とても夫婦ふたりでは遺品整理はできないと判断されたご主人様からのご依頼となったのですが、もし、発見が遅れていたら奥様も亡くなられてしまっていたかもしれませんよね。
先ほども言いましたが、これからの時期は遺品整理を行うには辛い時期でもあります。いつも行っている私達でさえ、うだるような暑さで倒れそうになるくらいです。もし、これからの時期に遺品整理を行う予定があるのでしたらまずは専門家にご相談くださいね。無理をして自分達が倒れてしまっては本末転倒です。
第八行政書士事務所で「老老整理」の危険性や「老老整理」での危険を防ぐ為の終活や生前整理についてセミナーや勉強会を行っています。地域の高齢者福祉に携わる方で興味のある方はいつでもご連絡ください。
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名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に東京、大阪など全国で遺品整理・特殊清掃のご相談を受け付けております。
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