名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2016.10.24
ヒートショックに注意が必要な時期となりました。
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門の第八行政書士事務所の谷です。
秋らしい天気が続いており本日も名古屋は気持ちのいい朝を迎えました。皆さん冬支度されていますか?
さて、昨日俳優の平幹二朗さんの急死が報道されて驚かれた方も多いのではないでしょうか。高齢になってもドラマで演じられている姿はシニア世代には強い心の支えだったと思われます。ご冥福をお祈りいたします。
平幹二朗さんのお歳は82歳ということで、死亡の状況はご自宅のお風呂で亡くなっていたとのことです。お一人暮らしをされていたようですが、家族が連絡をしたところ繋がらないので駆けつけたら亡くなっていたそうですね。
突然の出来事に家族もそして周りの方々も驚きと戸惑いに見舞われていることと思われますが、一番信じられないと思っているのがご本人様かもしれません。
まさか、自分が、、、、長年遺品整理をしているとこういった状況に出くわすことはたくさんあります。食事の状況や晩酌をしていただろうテーブルがそのまま残っていたり、カーレンダーには来週の予定までびっしり書き込みがされている室内。干されたままになっている洗濯物や取り込まれずに残こされた新聞や牛乳などの配達物。
急報を受けて駆けつけた現場はまさについさっきまで生活をしていた状況がそのままに残っていることがあり、亡くなった方は自分が死ぬなんてことは微塵も考えていなかったことをうかがわせます。
だからこそ注意してください。このブログでも何度も伝えてきているように冬場のヒートショックは大変危険です。特に高齢の方や高血圧、心臓等に持病をもたれている方はご注意ください。
冬の遺品整理、特に特殊清掃を必要とされるような孤独死の現場はトイレとお風呂場が特に亡くなっている箇所としてはだんとつに多く、ご自宅だからといって決して安全ではないということを示しています。特に高齢者の死亡場所としては道路などでの交通事故より家庭での死亡が何倍も高くなっていますので注意が必要です。
冬場のお風呂は大変気持ちの良いものです。しかし、暖かい場所から寒い脱衣所への移動で血圧が乱高下し、お風呂に使った瞬間さらに激しい変動がくると日頃から元気が取り柄の方でも倒れてしまうことも十分考えられます。
それこそ普段が元気な分、ヒートショックによって倒れてしまうなんてことを考えていない分、そういったことへの対策が不十分なまま生活されている高齢者の方も多くいらっしゃいます。
今回はご家族がすぐに異変に気づき早期発見となりましたが、多くの高齢者の方々は何日も発見されず近隣からの苦情や通報で発見されるというのが現実であり、高齢者の独り暮らしがいかに孤独死の危険性をはらんでいるのかを物語っています。
本格的な寒さが到来する前にヒートショックに備えた冬支度を始めてくださいね。最近はトイレなどにも簡単に設置できる小型の暖房器具なども発売していますし、リフォーム工事でヒートショック対策をすることもできます。
第八行政書士事務所では工務店とも提携しておりますので、冬のヒートショック等でご心配でしたらご相談くださいね。はやめはやめの対策が大事ですよ。
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名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
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