名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2016.12.02
遺品整理で発見された埋蔵金
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
だんだんと冬らしくなってきましたね。毎年この時期になるとスタッドレスに履き替えるかどうかで悩みます。最近はオールシーズンで使えるタイヤもあるそうでそっちに変えてもいいかな~。
さてさて、先日行った遺品整理でこんなことがありました。その現場は3階建ての建物で増築も施してあるかなり大きなご自宅です。ただ、ご両親が亡くなってからは数年間そのままで保存されており、最近になってお子様が整理に着手された現場です。
建物の大きさに負けず劣らず室内にもかなりの量の家財があり私達専門家が行ってもかなり大変な現場であることは想像されました。通常でしたらご依頼者の方に代わって貴重品の捜索や仕分け作業、荷物の搬出、清掃と全てをお任せ頂くところなのですが、ご依頼者のたっての希望で作業を数回に分けることに。
なんでもご両親が残した遺品や昔家族みんなで生活していた思い出の品は一度全部自分の目で確かめてみたいという強い想いがあるようで、もちろん私としても出来る限りの協力は惜しまない所存です。
ご依頼者の要望やこちらの作業の方法などの調整を行って既に何回か作業を行った後の今回の作業です。既に一階部分はほとんど整理されて残すは二階と三階。三階部分は来年になると予想されますが、特に急ぐ予定もなく、またご依頼者も県外でお仕事をされている関係上遺品整理に掛かりっきりという訳にもいかない事情があります。
そんな中で始めた今回の作業、この現場はご依頼者の方が一度目を通されて、いる物といらない物の仕分けをご自身でされ、いらない物に分別された物が室内に積み上げられている状況です。私達はその積み上げられた物を再度仕分けしながら梱包していき搬出する作業のお手伝いとなります。
事前の打ち合わせ通りスタッフと段取り良く仕分けと搬出を行っていた時なのですが、ご依頼者の方が不要物として積み上げられていた部分を整理していた時です、不要とされた家財の中から「葬儀関係書類」と書かれた箱が出てきました。葬儀会館などで葬儀をあげた際などに必要書類などをまとめてしまっておく黒い箱ですね。
この葬儀の関係書類をまとめておく箱は遺品整理を行っているとほぼ毎回といっていいほど見かけるものですので特に珍しいものではございません。ですが、ごくたまに重要な書類が入っていたりしますので毎回開けて確認を行います。
今回の現場は前述のように事前にご依頼者の方が全てに目を通されていますので、何もないだろうと思いながらもあげてみるとそこには予想外の分厚い札束が、、、、、、あれ?なんかあるよ
箱に収められていたのは大量の香典袋と香典と思われる札束。恐らく香典袋からお金を取り出し纏めてあったと思われるのですが、それがそのままの状態で何年も放置されていたということになります。
別の部屋にいたご依頼者をすぐに呼んで状況を説明すると、ご依頼者の方も数年前の香典がそのままになっているなんて露ほども思っていなかったらしくとても驚かれていました。
とりあえず、発見した札束をご依頼者へと渡しそこからは二人で香典袋の再チェックです。二人で香典袋を一袋づつ照明にかざしては中身の有無を確認、やはりというか取り忘れて袋に入ったままのお金もでてきて二人して苦笑いです。
遺品整理の現場で思わぬタンス預金が発見されて依頼者の方を驚かせることがありますが、香典を出していたのにそのままというケースは初めてかもしれません。一度はご依頼者が不要と判断された処分品の中からの大金を発見できたことは遺品整理の専門家としての面目躍如といったところでしょうか。
遺品整理の現場は依頼者が立ち会わずに遺品整理業者だけで作業を進めていく場合もあります。今回のように現金が発見されるケースはもちろん、記念硬貨やブランド物の品などが出てくることも珍しくありません。
特に切手や商品券などは現金ではないことから認識の低い業者が依頼者に確認もせずに捨ててしまったり、不貞の遺品整理業者では横領するケースもありますので、遺品整理をご依頼される際は料金の安さだけでなく安心して任せられる業者を選んでくださいね。
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名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に東京、大阪など全国で遺品整理・特殊清掃のご相談を受け付けております。
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