名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2017.05.08
ご注意ください。G・W明けは自殺が増加します。
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門の第八行政書士事務所の谷です。
G・Wも終わりましたね。皆さんは連休ゆっくり休むことができましたでしょうか?私は慣れない農地転用のご依頼で必死になって勉強していました(笑)。
さてさて、長期の連休明けでは心配なことがひとつあります。それは5月のこの時期は自殺が増えてしまうということです。
一年を通して人が亡くなりやすい時期としてはいくつかございますが、死因が自殺となると5月頃や8月頃が一年の中でも多くなる印象で、特に5月は新社会人や新入生とこれまでの環境がガラリと変わる時期でもありますので、今年新社会人や新しい学校に入られたお子様などをお持ちのご家庭は注意してあげてください。
特に新社会人の方はこれまでの学生気分から一気に社会の荒波に揉まれてしまい、心が遭難してしまうケースもありますので要注意です。
そうは言っても、言葉だけではいまいちピントこないと思いますので、次の画像をご覧ください。
この画像はグーグルの機能のひとつで当事務所のホームページを今、どれくらいの人が、どのページを見ているのかを簡単に示してくれているものです。
左上の「現在」と書いてある部分が今実際にホームページを見ている人の人数で、横のグラフが1分間~30分間の間でどれだけの方が見ているのかといった数字を表していることになります。
大手のサイトに比べたら当然閲覧者数は少ないのですが、問題は閲覧者数ではなく、今ホームページをご覧になっている方がどのページを見ているかが問題です。
小さくて見づらいかもしれませんが、「ページタイトル」の部分を見てみると、この画像の時点で26人がホームページを見ていて、そのうちのほとんどが自殺や孤独死に関して記載しているページを閲覧しているということになります。
特に上位は自殺に関する質問や賃貸物件で自殺が起きた場合はどうすればいいのか?といったことを記載しているページ、その他裁判の判例集などが集中して閲覧されていることになります。
これが、誰か有名な方が自殺したなどのニュースが流れたことによって起きた一過性のことなら問題はないのですが、そういったことも無い状況でしかもこの状況がしばらくの間ずっと続くというのが問題です。
つまり、ゴールデンウィークが明けて自殺された方が急増したことによって、家族や親戚、場合によっては大家さんや管理会社などが事件を知るところとなり、慌てて色々なサイトを見ている状況というのが推察されます。
賃貸物件での自殺は孤独死とは異なり遺族側にとっても非常に負担の大きいこととなり、大切な方を亡くされた悲しみに追い討ちをかける事態ともなってしまいます。
皆さんのご家族で新社会人や新入生はいませんか?同居の家族ならまだ異変にも気づきやすいですが、心機一転ひとり暮らしを始めた子などは、最初のやる気に満ちていた自分と社会に出た自分との差に心を痛めていることもあります。
そんな家を出て頑張っている子供は電話をしても「うん、大丈夫」「もんだいない」と心配をかけないような言葉を電話では返してくれますが、言葉とは裏腹に心では助けをもとめてもがいているかもしれません。
遺品整理の仕事をしていると、「なぜ気づいてあげられなかったのか、、」「自分がもっと注意していれば」と家族の方が自分で自分を責めていることも珍しくはありません。
昔から5月病という言葉がありますが、この仕事をしているとその言葉の重さに気づく次第です。皆さんもご注意ください。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に東京、大阪など全国で遺品整理・特殊清掃のご相談を受け付けております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や生前整理、相続相談、賃貸トラブルなどのご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くださいね。