名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2017.12.12
遺品整理で見つかる散弾銃などの弾について
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。最近どんどんベルトの穴が手前にずれていくのですが、冬に備えて体が肥えようとしているのか、それとも忘年会シーズンの飲食のせいか、はたまたその両方なのか、、、、ズボンが苦しいです。
さて、先日淀川の河川敷で大量の銃弾が発見されたというニュースが放送されていました。恐らく所有者の方が処分に困って不法投棄していったものと思われますが、似たようなことは遺品整理の現場でも起きています。
一般的に遺品整理で出てくる散弾銃などは地方で猟友会のメンバーの方だった方のご自宅の整理などをしていると出てくるケースが多いですが、最近は「狩ガール」なる名称の狩猟を趣味とする女性も増えているとのことで今後はこういった方々が所持していた物が遺品整理の際に出てくるといったケースも増えるかもしれませんね。
狩猟やジビエ料理といったブームに乗って狩猟免許を取得し、狩猟に必要な銃や弾を購入するケースも増えるかと思われます。ただ、ちょっと心配なのが「狩ガール」と呼ばれて世間の耳目を集めているうちはいいのですが、ブームが一過性のものであった場合には購入した銃や弾の保管に困って今回の事件のニュースのよう不法投棄が増えるのではないかと危惧しています。
都市部などでは狩猟免許を持っている方というのは珍しい部類に入るかと思われます。当然、遺品整理をするご家族も銃や弾の扱いをどうしたらいいのかなどは知らないでしょうから処分に困ることとなってしまいます。
一番いいのは、許可を受けている人間が狩猟を辞めるタイミングで弾を全弾撃ちつくしておくことが手間がなくていいでしょう。しかし、当然弾が残ってしまっているような場合もあるでしょうから、そういった場合はお近くの銃砲店に持ち込み処分の依頼をしてください。
銃砲店での処分には弾1発あたり数百円の処分費用が掛かると思われますので(私が以前処分した際は100円/発でした)、残弾数が多いと処分費に数万円掛かってしまうといったことも考えられますので、持ち込む際には事前に料金を確認しておくと良いでしょう。
弾を処分する際の申請書も銃砲店で用意されていると思われますので、弾を処分依頼をする際に何を持っていったら良いかは費用の確認と同時にしておくと手間が省けることでしょう。
愛知県の場合は過去に同様の事件が起きたことを受けて専用のページを用意していますので、興味のある方は「銃弾の弾や火薬類を発見され処分(廃棄)にお困りの皆様へ」をご確認ください。
最後に注意事項を、遺品整理の際に故人が所持していた弾などが出てくることがあるかと思われます。遺品として出てきた弾などで家族がすぐに罪に問われることはありませんので、遅滞なく手続きをして、処分の際は適正な処分を実行してくだされば大丈夫です。
絶対にやってはいけないのは上のニュースのような不法投棄と可燃ゴミなどに混ぜて処分することです。他のゴミなどど一緒に処分に出すと重大な事故になりかねませんので絶対にしないようにお願いします。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に遺品整理・死後事務のご相談を受け付けております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や生前整理、相続相談、死後事務に関するご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くださいね。