名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2018.01.06
お墓以外の選択
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
大晦日!元旦!仕事始め!と怒涛の勢いで年が暮れ、そして年があけましたね。新年あけましておめでとうございます。今年も第八行政書士事務所の遺品整理及び死後事務委任をよろしくお願い致します。
さてさて、私は新年の1月2日、3日と連続でアピタで無料相談員を努めていたのですが、その際に行政書士仲間の方の相談から派生してお墓や家族葬の相談になりこちらへバトンタッチとなりました。
ご相談者はご夫婦でお越しだったのですが、両方とも長男、長女ということもあり、今後お墓や仏壇をどうしようかと悩んでいるとのことです。
お墓を買うのがいいのか、それとも納骨堂などにした方が将来的には心配がないのか、、、、といったお悩みですね。
一昔前なら普通にお墓や仏壇を購入していたと思うのですが、最近はそもそも仏壇を置けるスペースがないという家も珍しくないですから、予算などとは別にスペース的な問題から仏壇購入を躊躇われる方も増えてきています。
そういった昨今の事情やそれに合わせた家具調仏壇や手元供養などのご説明をさせて頂いたのですが、以外と手元供養については知らない方も多いようで「最近はそんな物もあるんですか~」と感心されていました。
同じように納骨堂の特徴やメリットそして掛かる費用なども説明したところ、納骨堂にも興味を持たれたようでその場で見学予約まで進み、「さっそく見学に行ってみます!」とのことで、正月から相談ブースに座っていたかいが少しはあったかなと思える一日でした。
最近はご予算だけではなく、仏壇を置くスペースやお墓の守を誰がしていくかなど、「家」制度の元では心配することのなかった問題が世代交代が進むにつれて顕在化してきているように感じます。
それと同時に親世代がなるべく子供世代に負担を掛けたくないと考えているのも一緒で、葬儀は家族葬(直葬でいいとおっしゃる方も)、仏壇やお墓は不要で、その後の手間や面倒のない散骨や納骨堂などの人気が非常に高くなってきています。
お墓以外の選択肢が増えたことを喜べばいいのか、それとも昔ながらの伝統や風習といった物が廃れてしまったと嘆くべきかは定かではありませんが、いざという時に慌てないように準備はしておきたいものですよね。
とりとめもない話しになってしまいましたが、改めて今年も第八行政書士事務所をよろしくお願い致します。