名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2018.02.23
遺品整理は地道な捜索の積み重ね
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。2月も残り1週間を切りましたね。すぐに3月が到来です。これで作業日前後で天気予報の雪マークで怯えなくて済みます。
さてさて、遺品整理の現場では貴重品捜索が大事とはいつも言っていることですが、今回は実際の現場の貴重品捜索がどんなものなのかを紹介してみたいと思います。
先日伺ったあるお宅では部屋中にダンボールが積みあがっている状況で遺族の方も何がダンボールに入っているのかがさっぱりな状態でのご依頼です。
ゴミしかない!と分かっていれば不用品の回収業者さんにでも依頼するところですが、故人はそれなりに手広く資産運用をされていたらしく、遺族が把握していない財産が出てくるかもしれないと心配して、貴重品捜索には定評があるとして当事務所にご依頼を頂いた次第です。
多くの遺品整理現場では昔からタンスにしまわれているダンボールや引越し時にとりあえず突っ込んで運んだようなダンボールがそのまま残っています。
特に引越しの時に慌てて梱包したような場合ですと、とりあえず梱包しなくてはと雑多な物に混じって貴重品が隠れていることも多いですので注意が必要ですね。
こういったダンボールを全て開梱して中身を確認するかしないかが遺品整理の専門業者と通常の不用品回収業者の違いでもあります。
ダンボールを開梱するのはもちろん、その中に入っている小箱類もすべて中身を確認
レシートがぎっしり詰まっている財布も現金の有無だけでなく重要な書類が混ざってないか、すべて広げて内容まで確認。
ほとんどの場合が本当にレシートだけですが、中には相続時の財産状況を確認できる資料も混ざっていることもありますので、しっかり確認が必要です。
記念硬貨などはもちろん財産ですよね。
古いお宅からは旧紙幣が大量に見つかることも。
こういったダンボールの開梱作業やタンスの引き出し、押入れの小物類全てを確認していく作業はなかなかに体力と気力を必要とし、高齢者や遠方から来ている遺族にとっては大変な作業となります。
それでも、しっかりと確認していくことで、思い出の品や
袋にぎっしり詰まった500円硬貨、
中には現物資産として優秀な金貨などが見つかるケースも!
古い家で眠っている金貨などは金の価値が安い頃に購入されているケースも多く、値上がりしている現在の価値で買取をしてもらえば一財産となりますので、まちがっても、確認不足で一緒に捨ててしまいました!なんてことにならないようにしましょう。
最近は即日対応、スピード整理を謳い文句に遺品整理を進めている業者の方もいます。それはそれで時間がない方や特殊清掃現場などすぐにでも対応が必要な現場では必要なことではあります。
ただ、「何が隠れているか分からない」「昔は会社を経営していた」「老後に株の取引を趣味で行っていた」「不動産を持っているようだ」などのワードが自分の遺品整理に関わっているようでしたらスピードよりも確実性を重視して、貴重品捜索を丁寧に行ってくれるところに依頼することを強くお勧めします。
遺品整理で整理する中には骨董品や着物、絵画や貴金属と素人にはなかなか判断のつかない価値のある物が隠れていることがよくあります。
遺品整理で一度業者に渡してしまうと、既に処分されてしまっていたり、ほかの買取業者へ流れてしまっていたりと取り戻すことは難しくなりますので、遺品整理の際にしっかりとした確認と捜索をするようにしましょうね。
第八行政書士事務所では骨董品や絵画などに強い鑑定士と提携して、依頼者が財産価値を把握しやすいように努めております。
価値があるかどうか分からないけど、「遺品整理と一緒に鑑定して欲しい」、「相続するかどうかを鑑定結果をみて決めたい」などの要望にも応じておりますので、お気軽にご相談ください。
遺品整理の見積りと同時に鑑定の依頼を頂いた場合は鑑定費用は無料で行っておりますので是非ご利用ください。
※鑑定士の方と日程を合わせる必要がありますので、見積り日程についてはお電話等でご確認ください。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に遺品整理・死後事務のご相談を受け付けております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や生前整理、相続相談、死後事務に関するご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くださいね。