名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2018.06.20
ブロック塀をフェンスなどへのリフォーム
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。
名古屋は梅雨らしい天気ですが、先日の地震で被災された方には辛い雨となっているかと思われます。体調管理などにはくれぐれもお気をつけください。
先日の地震では小学生の尊い命が失われてしまいました。本当に残念でなりません。今回はブロック塀の倒壊が原因でしたが、老朽化した家屋では様々の部分が危険箇所とあがってきます。
行政書士会などでも空き家対策として何かできないかと常日頃から議論されているようですが、特効薬のような物は出てきてはいないのが現状で、不動産が負動産と呼ばれる昨今、こういった危険な家屋は増加の一途かと思われます。
遺品整理の現場においても、長年使われていなかった実家の整理などに呼ばれるような際は建物に踏み込むのも危険といった状態のものもあったりまします。
以前に伺った現場では竹林の合間にあるような古い家で、現場には父親がひとり暮らしをされていたという娘様からのご依頼。
この現場の見積りに伺ってみると、道路から見て奥の方に母屋があるのですが、母屋に辿り着く道は雑草で道が埋まり、さらに手前にあった離れのような小屋は屋根瓦の重さに耐えられなかったのか、地震現場で見るようなペシャンとした感じで既に倒壊していました。
当然母屋も年代からしてかなりの古い家屋で、屋根は一部垂れ下がり、各部屋の扉は家屋の歪みからか建具がひっかかってしまい開閉はできないような状態です。
さらに、遺品整理で梱包した荷物を外に運び出そうとすれば床が抜けるといった状況で非常に苦労した現場でいまでも良く覚えています。
この現場は高齢の父親が住んでいたという現場ですが、世間には既に両親が他界しているけれどなんとなく実家の整理ができずにそのままにしているといったご家庭は多いのではないでしょうか。
ただ、今回の地震での被害を考えると古い家屋をそのままにしておく危険性というものをまざまざと見せつけられた感じもいたします。少しずつでも良いので実家の整理を進めていく時なのかもしれませんね。
ただ、実家の整理といっても様々です。今回の地震で問題になったブロック塀のような危険な箇所を修繕したり、危険の少ないフェンスなどへリフォームするといった、家の整理はまだ手は付けられないけど、もしもの時に他人へ被害を出さないようにしておくというのも大事な整理のひとつです。
それ以外にも、室内の遺品整理をして火の元となるような物を無くしておいたりするのもいいでしょう。長年空き家としている家屋の所有者が一番心配しているのが火事です。
老朽化した配線関係から出火するということも珍しくはありませんし、特に空き家はネズミの住処となることも多く、配線から出火の危険性が高まります。
被害を出さないという点で一番安心できるのが、売却してしまい他の方が管理できるような状況にしたり、または家屋自体を解体してしまうということでしょう。物がないところに被害は発生しませんからね。
古い家屋が災害時に被害の拡大を助長してしまわないように、適切な管理をしていきましょう。遺品整理はもちろん、家屋の売却や家屋の解体なども当事務所でお手伝いいたします。
また、すぐには実家の整理はできないけれどブロック塀をフェンスなどの安全な物に切り替えておきたいといったご要望も当事務所からすぐにリフォームの専門家を派遣いたしますのでご相談くださいね、
必ず来ると言われている南海トラフ大地震に備えて日頃から十分な対策をしておきましょう。ご相談があればいつでもご連絡ください。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に遺品整理・死後事務のご相談を受け付けております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や生前整理、相続相談、死後事務に関するご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くださいね。