名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ

2015.06.13

自然溢れる中での遺品整理

おはようございます。名古屋市の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。

今日の朝はものすごく天気のいい名古屋です。暑くなりそうですから熱中症にはお気をつけください。ただ、天気がいいのも今日一日とのことですから、貴重な晴れ間も満喫してくださいね。

さてさて、遺品整理では色々なお宅を訪問しますので、たくさんの生活様式にふれさせて頂く機会が多くあります。

引越し業者さんなども沢山のお宅に訪問されますが、基本はお客様自身が既に梱包されている家財を引き取りますから、生活感が溢れるお部屋に入る仕事としては遺品整理という仕事はもしかしたら随一かもしれませんね。

そんな生活スタイルの違いに毎度感心させられることも多いのですが、今回はちょっと視点を変えて「人」ではなく「場所」の違いに驚いたという話しです。

遺品整理の仕事は呼ばれれば基本何処にでも出張しますので時には街を出て大自然溢れる場所で作業を行うこともあります。

先日伺ったある作業現場はこんな感じで緑が溢れていました。

正直、周りには山しか見えず夜になったら何も見えないんじゃないだろうかと思われる、そんな場所での作業です。

お客さん曰く、たまに熊が出るとかも、、、、、（ヒエッ！）

日が暮れると作業が出来なくなるかもと思いつつも作業を進めてみると、名古屋では見かけないものが沢山出てきます。

山の上ですから冬になると雪が沢山降るそうで、雪国の除雪作業で良く見かけるソリ状の雪かきや燃料として使用する薪が大量に保存されているのを見たのは山の中ならではだなと感心します。

不思議だったのが、衣類のポケットの中などを確認していると出てくるプラスチックのケース。良く見てみると爆竹が入っています。

他にも倉庫として使われているところを整理していると出てくる大量の花火（ロケット花火や爆竹）。なんでこんなに花火があるの？？？？？と思っていたのですが、先ほどのお客さんの言葉が脳裏に閃きました！

熊避けか！

もちろん、熊に限らず猿や猪などにも使用するのでしょうが、山の中で生活する上では必需品なんでしょうね。名古屋などの街中での遺品整理ではまずお目に掛からない品物です。

色々と驚かされる物を見させて頂いた現場でしたが、作業も無事終了し一路名古屋へ。夜の山道で熊に遭遇したらと思うとゾッとしますよね。

お守りとしてロケット花火でも貰ってこれば良かったかな、、、、、