名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ

2016.08.01

相続バザー　ＩＮ　七夕祭り

おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。

2～３日前まではなんか曇りの日が多くて涼しいなと思っていたのですが、今日は朝から暑い！部屋にいても暑い！もしかしたら外にいる方が風があって涼しいのかな？くれぐれも熱中症にはご注意を！

さてさて、７月27日～７月31日まで名古屋の円頓寺商店街では七夕祭りが開催されていました。七夕というには少々遅いような気がしますが、毎年だいたいこの時期に開催されており、なんと今年で61回目というから驚きです。

各地の商店街はシャッター通りとなってしまい、活気のある商店街というのも少なくなってしまいましたが、そんな中で円頓寺商店街はイベントなどの催し物もたくさん開催されており商店街の活気はまだまだ衰えてはおりません。

お祭り開催期間中はちんどん屋の練り歩きや小学生らが作成した山車や消防隊によるパレードなどが披露されてお祭りに華を添えていました。

中でもこの七夕祭り一番の見所は商店会員が一生懸命手作りした”はりぼて”の数々。いろんなキャラクターを模した”はりぼて”が商店街のアーケードに吊るされており、祭りの来た人々の目を楽しませています。

そんな中で当第八行政書士事務所では、日頃の遺品整理や生前整理でご依頼者の方よりお預かりした、「捨てるくらいなら誰かに使ってもらいたい」という品を集めた「相続バザー」を開催致しました。

七夕祭りで相続？と場違いな雰囲気を感じられるかもしれませんが、意外と好評で店先に掲示した「ここにある商品は全て遺品整理や生前整理でお預かりした品」という説明書きを読まれて皆さん笑われていきます。

いろんなお宅から様々な物が出てきますので、「お、珍しい物があるやないか！」と皆さん立ち止まっては商品をご覧になられていきます。

店頭に並べている商品のほとんどがご依頼者の方や一般の方からご寄付頂いたもので、「故人の大切にしていた物、捨てるくらいなら誰か欲しい人に渡してあげたい」という希望を少しでも叶えるお手伝いをするべく陳列しています。

ほとんどの商品が10円～100円といった価格ですので、皆さん気兼ねなく手に取っていき、まだまだ使える物や趣味の品が新しい持ち主の手に渡っていきました。
（本来、希望者の方には無料でお渡ししてもいいところなのですが、一部転売屋対策及び無料だと必要としない方までも持っていくという事が予想される為、あえて販売という形式を採用しています。販売代金は商品の保管料及び相続バザーの運営費に当てさせて頂いております。）

今回は沢山のレコードやＣＤを店頭に並べていたのですが、以外にも若い方がレコードに反応していたのが驚きでした。もちろんレコード世代の方々も懐かしそうにレコードを眺めていたりするのですが、高校生～大学生くらいの若い方も足を止めては熱心に品定めされている姿はちょっと意外でした。

そして今回とっても嬉しかったのがこの方

若い頃にどうしても欲しかったレコード。しかし、探しても見つからず諦めていたところ今回この相続バザーで発見されてとっても喜んでいました。こちらとしても、相続バザーの本来の趣旨が適ったと嬉しい限りです。（写真撮影をお願いしたら、「是非このレコードと一緒に撮って！」と快諾いただきました。）

もう捨てられる運命だった品々が欲しい人の手に渡って大事にされる。遺品整理や生前整理の現場ではどうしても廃棄しなくてはいけない物が沢山でてきます。

そんな中でも故人の思い出の品が同じ趣味思考を持たれる方の手で大事にされるならそれもまた故人の想いを繋げていけたのではないかと考えます。

第八行政書士事務所のマスコット「ダイハチ君」はミツバチが花と花を渡って実りをもたらすことにちなんで、故人と家族そして今回のように故人の想いを継いでくれる方との橋渡しのお手伝いができたら良いなという思いから生まれてきました。

第八行政書士事務所では故人の思い出の品やまだ使えるのにもったいないといった品の寄付を受け付けております。遺品整理や生前整理のご相談はもちろん、相続を想続の場に変えるお手伝いを真剣に考えておりますので、何かお困りの事があればいつでもご相談くださいね。