名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2018.01.20
事故物件のリフォームは職人が嫌がる?
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門の第八行政書士事務所の谷です。
なんか暖かい日が続いていますね。現場作業用にいつもヒートテックの下着を上下完備で作業しているのですが、ちょっと動くだけで暑い熱い。
ヒートテックいらいないかな?と思っていても、来週くらいからまた大寒波が来るとのことですから、なかなか上手くいかないものですね。体調管理にはお気をつけください。
さてさて、先日事務所への相談電話でリフォームのご相談がきました。普段は孤独死や自殺が起きた場合に故人の親族からの家主へ返却する前にリフォームして欲しいなどの要望があったり、または原状回復で家主側と揉めてしまったような場合にリフォーム金額の妥当性についての相談が良くあります。
しかし、今回は大家さんからのリーフォームの見積り依頼です。現場は一般的に事故物件と呼ばれる状況の現場であり、荷物などは既に整理されており空き家状態なのですが、リフォームが進んでいないとのことです。
なんでも、普段利用しているリフォーム会社に連絡して見てもらったところ、事故物件と聞いた段階でまず「えええ~、、」という反応だったようで、あからさままにその仕事は受けたくなさそうな感じが顔に出ていたそうです。
ただ、日頃から依頼をくれる大家さんだからと見積りには来てくださったそうなのですが、やりたくないという意思は見積り金額に出ていたようで、結構お高めなリフォーム金額の見積りを提示されたとのこと。
そんな時に当事務所のホームページをご覧になられて「遺品整理・特殊清掃専門」ならそれ専門のリフォーム会社にも伝手があるのではないかと、ご相談にこられた様子です。
もちろん大丈夫です。遺品整理を行っていく上でリフォーム会社は何社か抱えており、どんな要望にも応えられるようにしていますし、もちろん、提携している会社は当事務所の事を理解して頂いた上で依頼を受けてくださいますので、孤独死や自殺、果ては殺人現場でもリフォームに応じてくれます。もちろん、価格も通常のリフォームと変りありません。
この仕事をしているとこういった職人さんが嫌がる現場というのを何度も見てきました。リフォームの元請は問題なくても、現場の職人さんは絶対にそういった現場に立ち入らないとしている方もいて、実際に「おらぁ、絶対にやらんからな!」と言っている職人さんも何人も見てきました。
でも、それは仕方のないことです。人によっては生理的にそういう状況を全く受け付けないという人もいますし、昔気質な職人さんであれば縁起が悪いと言ってお断りされてしまうケースもあります。
それを無理やり依頼して嫌嫌やってもらったあげく、高い料金を支払っていたのでは、依頼者も職人さんも不幸でしかありませんよね。ただ、そういった事故物件を嫌う職人さんが多いなかで、そういったことを全く気にしないという職人さんもいたりします。
私なんかも、よく遺品整理専門の行政書士ですと自己紹介をして、特殊清掃なども自分でやりますと説明すると、「恐くないんですか?」「気持ち悪くないの?」と不思議がられますが、本人はまったく気にしていません。
正直なところ、亡くなられた方の部屋を綺麗にし、孤独死や自殺などで汚れてしまっている箇所を清掃して綺麗にしているのですから、故人に感謝されこそ恨まれるなんてことは無いと考えています。
ですので、恐いとか気持ち悪いといった感情は持ったことがありません。ただ、現場の状況から「あ~これは大変な作業になるな」と状況の難しさに頭を悩ますことはありますが(笑)
もし、大家さんや賃貸物件の管理会社の方で特殊清掃や事故物件のリフォームの依頼先でお困りでしたら是非第八行政書士事務所にご相談ください。きっとお力になれると思います。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に遺品整理・死後事務のご相談を受け付けております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や生前整理、相続相談、死後事務に関するご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くださいね。