名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2018.04.07
こんな事情で死後事務を考えられる方も
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門の第八行政書士事務所の谷です。
ここ数日は暖かい気候のせいか事務所の電話も静かだったのですが、なぜか今日は孤独死や相続放棄、死後事務の相談電話が立て続けになり朝からバタバタな始まりでした。
そんな相談の中でこんなご相談がありました。相談は四国地方からの相談で相談者の方は未婚で子供もなく、ご両親もいないということです。唯一の血縁がお姉様となるのですが、お姉様とは仲が悪いとのことで、双方合意の上で今後一切関わりをもたないこととしたそうです。
お姉さまにはお子様がいる為、相続の順番によってはお姉様の子供さんがご相談者の相続人となり、いろいろな手続きをしないといけなくなるのではないかとお姉様は心配されているようで、ご相談者の方も迷惑を掛けないようにしようとは考えているけれど、どうしたらいいのかと悩んでいる時に当事務所のHPにたどり着かれたそうです。
最初は遺品整理の生前予約のご相談かと思いきや、よくよく話しを聞いてみるとご相談者の方が希望されている内容はまさに「死後事務委任」の内容です。
「お姉様やそのお子様に葬儀にきてもらわないようにしたい」「葬儀後の納骨の手配は誰かに頼むことはできないか?」「家の片付け、家賃の清算などどうすればいいのか?」といった相談内容でまさに当事務所が行っている死後事務委任契約の典型的な例ともいえます。
ただ、一般的には身寄りの無い高齢者の方が利用されることの多い死後事務委任契約ですが、今回のケースのように家族間の様々な事情により、家族がいても頼れなかったり、迷惑を掛けたくないといった考えから死後事務委任契約を検討される方はいます。
今回のご相談者の方はまだお若い方でしたので、こんな方法がありますよと死後事務委任契約の概略とそれを紹介している当事務所のHPの案内をして終了となりましたが、死後の手続きは家族がしてくれるというあたり前のことは、もうあたり前ではなくなってきているのかもしれませんね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に遺品整理・死後事務のご相談を受け付けております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や生前整理、相続相談、死後事務に関するご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くださいね。