名古屋の遺品整理・死後事務専門の第八ブログ
2018.11.28
ケアマネージャの方へ向けた死後事務研修会
おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。寒いですね~と言いたいところですが、なんか名古屋の気温は20℃近くまであがり、小春日和な感じです。洗濯物が良く乾く!寒いのも雪が降るのも作業に悪影響しかないので、遺品整理業者の視点から言うと、このまま温暖な冬を希望します!
さてさて、先日、私も所属しています相続専門チーム「チームリレーションズ」を通して、講師依頼を頂きましたので、なんとか務めを果たしてまいりました。
といっても、人前で話しをするのは大の苦手ですのでどこまでお役に立てたかはわかりませんが、少しでも参考にして頂ければと思う次第です。
今回のテーマは「もし、ケアマネージャの方が訪問先で孤独死現現場に遭遇したら」と題して、ケマネージャーの方々のように高齢者のご自宅へ訪問しお手伝いをされている方が、もし、訪問先で孤独死現場に遭遇したらどういった事に注意しなければいけないのかを遺品整理専門の行政書士としてお話しさせて頂きました。
当日はケアマネジャーや在宅医療をされているお医者様など多数のご参加を頂き死後事務研修会を開催。主催はあしたば訪問看護ステーション様で、第一部はあしたば訪問看護代表の竹内様の事例発表、二部に私のセミナー、三部が参加者全員による座談会形式での質問、相談会という構成です。
第一部の竹内様の事例発表では、グリーフケアの重要性として竹内代表が携わった利用者とそのご家族の状況についての発表。
つい先日までお手伝いをされていた方が若くして亡くなり、その方が亡くなる前後でのご家族の心情や心のケアとして、どのようにご家族に寄り添い、気持ちの整理のお手伝いができたのかなど、ご遺族の方からのメッセージなどを紹介して事例の発表を行われました。
第二部は私の担当で、ケアマネージャの方がもし訪問先で孤独死現場に遭遇したらどういった事に注意する必要があるのかを、遺品整理業者の視点で解説いたしました。主な内容としは下記の通り。
1、高齢者の孤独死の実情として、孤独死現場の実際の遺品整理現場の様子の紹介
2、孤独死が発見される経緯
3、孤独死現場が発見された後に起こる警察の対応や賃貸物件でのトラブルの実例紹介
4、死後事務委任契約に関する簡単な内容と事例の紹介
と、こんな感じの内容をお話しさせて頂きました。
第三部は美味しいコーヒを飲みながら和やかな雰囲気で1部、2部を通しての質問や相談会を実施。在宅医療をされているお医者様からは遺言や死後事務委任契約を結ぶ為の要件や費用などの質問を多数頂きました。
在宅医療を行っている関係で、親族の方からの医療費の未払いなどで今現在困っており、今後そうした事例が増えることが予想される中、なにか対策はないかと考えていたらしく、死後事務委任契約の重要性についても考えて頂けたようです。
本来は第三部で終了の予定だったのですが、座談会の途中で話題に上がった「もしバナゲーム」をやってみようということになりました。
「もしバナゲーム」は海外の医療機関で考案されたカード式のゲーム(日本では亀田総合病院)で、ゲームを通して自分の死生観や相手がどんな事を大切にして生活をしているのかを知ることが出来るゲームです。
医療関係者の中では最近話題になっているようで、このゲームの話が出た際も実際にカードゲームを持っている方もみえられました。
介護現場で利用者の方を交えてゲームをする事で利用者の方の価値観やどういった最後を望んでいるのかなどのヒントになるのではと期待が寄せられているようですね。
名古屋の遺品整理・特殊清掃専門 第八行政書士事務所 代表 谷 茂
第八行政書士事務所は名古屋を中心に遺品整理・死後事務のご相談を受け付けております。
その他の地域にお住まいの方でも遺品整理や生前整理、相続相談、死後事務に関するご相談は随時お受け致しておりますのでお気軽にご相談くださいね。