第八ブログ

2019.09.26

孤独死現場の高級時計を警官が窃盗!?

 おはようございます。名古屋の遺品整理・特殊清掃専門第八行政書士事務所の谷です。台風も過ぎてようやっと秋らしくなってきましたね。夜は惰性でエアコンを付けてしまったりしますが、もういらないですよね(笑)

さてさて、少し前のニュースに「
孤独死現場で高級時計盗む、窃盗容疑で警察官逮捕」なんて、耳を疑うニュースが流れてきました。

警官も人間ですから、全く犯罪を犯さないなんてことはないでしょうが、よもや故人の部屋で盗みを働くとは世も末かと思うニュースですね。

先日のブログでも記載した通り、誰にも看取られることなく孤独死状況で遺体が発見された場合は、警察や鑑識の方が事件性の有無などを調査する為に室内へ入り、検死等を行います。

その際に室内に残されている貴重品(財布、印鑑、通帳、携帯、貴金属等)は、警察官がわかる範囲で捜索を行い引き上げていきます。

こうした引き上げた、携帯の情報や通帳を記帳して不審な電話のやりとりや怪しいお金の動きがないかなどを確認して事件性の有無を確認していくことになります。

以前行った孤独死の遺品整理の現場でも、警察官が室内に残されていた貴重品を引き上げていった際に約180万程の時計を引き上げており、後日遺族へと返却されていた現場があります。

私のようにブランド物にはあまり興味がない人間からすると、その時計が高級時計なのかどうかは分からない為、基本的には専門業者に査定をしてもらい、はじめて高価な品だとわかることが多いのですが、警察官はブランドにも精通しているらしくピンポイントで貴重品を引き上げていることも多くあります。

そうしたこともあり、警察官って仕事柄ブランドにも精通しているんだ!と感心していた矢先に、このニュースが入ってきたものですからなんとも複雑な気分です。

せっかくの技能を間違った方向に使って、他の真面目に働いている警察官の足を引っ張る行為は許せませんね。


こうした事件が発生する度に思うのが、遺品整理の現場こそ高い倫理観を携えた士業の出番なのではないかということです。

上の警察官の事例は論外としても、遺品整理の現場ではこうした故人の室内から出てきた貴重品を業者が横領するという事件の温床ともいえる状況となっています。

主な要因としては次の3つがあげられます。

1.核家族化の進行で相続人が故人の財産状況を把握していない。
2.遺品整理の作業は業者に任せて立ち合いをしないケースが多い。
3.故人の趣味によっては、一般の方には価値が分からない物が多く、そのまま処分されてしまうケースもある。

核家族化によって、離れて暮らす家族には故人の財産状況などがわからず、家族が高齢になっているケースでは遺品整理を行っている間ずっと作業に立ち会っていることは体力的にも厳しいことがあります。

そうなると、遺品整理業者に作業をお願いして、完了確認だけを行ういう遺品整理が多くなってきますが、依頼する業者を間違えてしまうと、ここで大きな損害を被ることになってしまいます。

上記の1、の事由から相続人は故人の財産状況を把握していないことにとが多く、室内にどういった物が残されているのかを知りません。

また、3、の事由のように故人の趣味によっては相続人には残されている物の価値が把握できないことが多数あります。

そうした中で、悪徳な遺品整理業者に遺品整理を依頼してしまうと、室内の金品や貴金属、今回の事件でもあったようなブランド物の時計やバックなどが実際には遺品の中から見つかっていたとしても、依頼者へは報告や返還をされずに、そのまま業者が横領したり、または、依頼者側が残されている物の価値を分からないことを奇貨として、相場よりはるかに安い価格で買い取りをして、転売で利益を上げるといった事例があります。

どうして、こういった事が起きてしまうのか?というと、遺品整理を行うには特別な資格などは不要で誰でも「遺品整理業者」を名乗ることができてしまうことが原因の一つとしてあげられます。

最近は業者を探すのに電話帳で探されるということはまずないでしょう。多くの場合が葬儀業者の紹介やインターネット、またはチラシなどから遺品整理業者を探して依頼することがほとんどかと思われます。

ただ、インターネット上の情報は業者側で自由に掲載できますし、最初に表示された業者が一番良い業者とは限りません。

また、いつも言っている事ですが、遺品整理業者は依頼する側が自分たちが必要としている作業を決めてから選ばないといけません。

現在サービスを提供している遺品整理業者は大小合わせればそれこそ数えきれない数の業者がいます。

そうした多数ある業者の中で普通に遺品整理を行う業者、特に悪徳でもなんでもない業者でもサービスの質や価格というのは大きく異なっています。

ただ単にゴミを処分してくれる業者と様々な相談や手配を代行してくれる業者では当然価格やサービスに違いが出てきます。

しかし、依頼する側が自分たちが必要としている作業の内容を把握しないまま、ただ単に「安いから」といった理由で業者を選んでしまうと、業者側に悪意がなかったとしても、依頼者側が大きな損失を被ってしまうということがあります。

例えば、資産家の故人の遺品整理を行うのに格安業者と呼ばれる遺品整理業者(実際は産廃業者)などに依頼してしまうと、作業スタッフには専門的な知識がない為に、とにかく部屋を空っぽにすることだけを行い、故人が有していた財産(有価証券の情報、金融機関の情報、不動産などの権利証)などは確認もされずに処分されてしまこととなります。

遺品整理の現場と財産整理、遺産整理は非常に密接した関係にありますので、こうした現場では安さだけを売りにした業者は選ぶべきではなかったことになります。

反対に、ゴミ屋敷で生活保護受給者、依頼者は故人の甥や姪といった関係の場合ですと、故人には目立った財産もないと推測されますので、こうした現場では高度な知識を有する遺品整理業者に依頼しても、実際の作業内容としてはただのゴミ処分ということになり、高い作業費用の割には作業内容は単純ということもあります。

したがって、現場の状況と依頼者側の状況を確認した上で、どういった遺品整理を自分たちは必要としているのかをまず決めてから、遺品整理業者を探すことが、遺品整理業者を選ぶ上での大事なポイントとなります。

ただ、そうは言ってもなかなか自分たちでは遺品整理業者を探しきれないという方も多いと思われますので、まずは国家資格という国によって信頼を担保されている士業の先生方に遺品整理の窓口になってもらい活躍して頂けたらと思う次第です。

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